1972年ごろの1チップLSIを使用したシャープの電卓である。
モデル名は「EL-803」だが、ケーストップには「ELSI803」のエンブレムが付く。
メインのLSIはHITACHIのHD3276Pで28pinのDIP。
これにHITACHI HD3253P ×1個とTOSHIBA TM4352P ×3個が周辺に付く。
表示器は独立した表示菅 FUTABA DG10Q1 ×9本で構成されていて、8桁+符号またはエラー1桁を表示する。(右端が符号(-)とエラー(E)表示用)
基板はすべて片面プリント基板で3枚ある。
メイン回路+表示器+電源が1枚の基板に搭載されている。
これにテンキーボード用と演算キーボード用各1枚の基板2枚が加わる。
計算機能は浮動小数点の加減乗除と定数乗除計算。
電源はAC100V(50/60HZ)入力のみで3W。
演算キーは次の6個。
[C]:クリア
[CE]:最後の入力クリア(訂正)
[=(赤)]:減算
[=(白)]:加算
[×]:乗算
[÷]:除算
例えば、6+3=9の場合、「6」[=(白)]「3」[=(白)]と打鍵すると「9」が結果表示される。
9−8=1の場合は、「9」[=(白)]「8」[=(赤)]と打鍵すると「1」が結果表示される。
そしてエラーになった場合は右端の桁に「E」が表示される。
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